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12月2日から「マイナ保険証」に移行 従来の健康保険証は有効期限切れ 秋田市役所では

2025年12月01日 19時14分

インフルエンザの流行で病院を受診する人が増えるなか、きょう12月1日すべての健康保険証が有効期限を迎えます。あす2日から病院の受診にはマイナンバーカードを保険証として使う「マイナ保険証」の提示が必要です。

秋田市役所には1日、申請したマイナンバーカードを受け取りに訪れた市民の姿がありました。マイナンバーカードと一体化したマイナ保険証に伴って1日、会社員などおよそ7700万人の健康保険証が有効期限を迎えます。
あす2日からはこれまでの健康保険証が使えず、病院を受診する際には「マイナ保険証」か、持っていない人に発行される「資格確認書」を提示する必要があります。
秋田市役所では、先月=11月から市の国民健康保険に加入する人たちから問い合わせが来ているということです。市によりますと秋田市の国民健康保険におけるマイナ保険証の登録率は9月末時点で74.51%で利用率は6割近くとなっています。
マイナ保険証の登録はスマートフォンの「マイナポータル」やマイナ保険証が利用できる医療機関で済ませることができます。秋田市では国保年金課の窓口にスマートフォンとマイナンバーカードを持参すれば、職員がスマートフォンを一緒に操作し登録をサポートしてくれます。(暗証番号が必要)
厚労省では混乱を避けるため来年=2026年3月末までは期限切れに気づかず健康保険証を持ってきた患者でも通常通りの自己負担で済む暫定措置を取ります。