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秋田県内景気「緩やかに回復」判断を13カ月連続で据え置き 日銀秋田支店 クマ出没影響の先行き懸念

2025年12月01日 12時15分

日本銀行秋田支店は秋田県内の景気について「緩やかに回復している」という判断を13カ月連続で据え置きました。クマの出没増加で観光需要が下押しされているとしています。

日銀秋田支店は11月26日に秋田県内金融経済概況を発表し県内景気の判断を13カ月連続で据え置きました。
個人消費は物価上昇の影響を受けつつも緩やかに回復しているとしました。サービス消費は観光・団体需要が好調に推移するなど回復基調にありながらも、このところのクマ出没増加で足元の観光需要が下押しされているとしています。
日銀秋田支店では「かき入れ時の秋の紅葉シーズンで宿泊やイベントのキャンセルが見られ、影響が長引くことがないか先行きを懸念している」としています。