2025年11月28日 20時27分
男鹿水族館GAOが、大学研究者の協力のもと飼育しているペンギンの行動を研究しています。海外のものに基づき作られた飼育ガイドラインについて、その実態がどうなのかを探る背景があります。
GAOでは2種類67羽のペンギンを飼育しています。頭の黄色い羽が特徴のキタイワトビペンギン6羽のお腹に、小さな機械が取り付けられています。調査は26日から12月5日までの10日間行われ、取り付けられた機械の向きや動きを分析しペンギンが立ったり、歩いたり、伏せたり、泳いだりといった行動の時間を測ります。GAOをはじめ全国およそ10の施設で行われる今回の調査。ペンギンは海外のガイドラインをもとに「適正施設ガイドライン」がありますが、今回、国内でデータを取り、科学的根拠を示すことでこのガイドラインのアップデートを図る目的があります。ペンギンは立って静止する時間が長いと、足に「たこ」ができる病気にかかるおそれがあるということです。飼育スペースの広さやペンギンの密度が健康や繁殖にどう影響するのかも分析します。調査は来年も行われる予定で、GAOでは得られたデータをもとに、よりよい飼育環境を検討する方針です。
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