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秋田市議会開会 沼谷市長・新スタジアム整備 「改修の合理的理由ないと判断」

2025年11月28日 12時13分

秋田市の11月議会が始まり、沼谷市長は新スタジアムについて「改修を選択する合理的な理由はないと判断した」としたうえで、市が単独で事業主体になるのは極めて困難と述べました。

はじめに10月11日付けで就任した元副知事の猿田和三副市長が就任のあいさつをしました。沼谷市長は新設か改修かを比較検討しているスタジアムを巡り次のように述べました。

【沼谷市長】
「整備費用は新設とほぼ変わらないことに加え、国の交付金などの有利な財源の活用などの面からも改修を選択する合理的な理由はないものと判断した。大きな財政負担になるものであり、仮に公設で整備するにしても本市が単独で事業主体となることは極めて困難であると捉えている。」

沼谷市長は事業主体や費用負担などスタジアム整備の枠組み自体について、県やクラブと協議する考えを示しました。