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今後のクマ対策について知事と市長村長が話し合う政策会議開催 /秋田

2025年11月21日 21時54分

鈴木知事が県と市町村で政策を議論する会合に出席しました。自衛隊の後方支援や緊急銃猟などこれまでのクマ対策を振り返り、公務員ハンターのあり方などを議論しました。

「県・市町村協働政策会議」は県と市町村が互いに政策の提案をし、対等な立場で議論を行う場として設けられています。今回は相次ぐクマ被害の対策強化について話し合われました。自衛隊が最初に支援活動に入った鹿角市の市長は「捕獲用のおりの設置を自衛隊に任せることができ、猟友会の負担が軽減された」などと述べました。
また、ガバメントハンター(公務員ハンター)のあり方についても意見が交わされました。

【鈴木知事】
「小規模な町村では相当難しいのではないかという印象を持っている。これまで有害鳥獣の対策実施は市町村が主体だったが、県の方でもそれなりの対応をしなければいけないのではないかと考えている。」

さらに知事は「県と連携を取りながら、クマの出没が少ない時期も放置されている木の伐採を行うなど、継続して対策を行ってほしい。」と呼びかけました。