東北農政局は今年の県産のコメの予想収量を発表しました。全体として天候に恵まれ，
予想収量は前の年よりも増加しています。

東北農政局によりますと今年の県産の主食用米の作付面積は、前年産より９千ヘクタール多い８万１２００ヘクタールと見込まれます。８月と９月に大雨があったものの総じて天候に恵まれ、先月２５日現在の１０アールあたりの予想収量は、前年産に比べて７キロ増え５５９キロと見込まれます。作付面積と１０アールあたりの予想収量の増加が見込まれることから、予想収量は前年産よりも５万５４００トン増え４５万３９００トンとなる見込みです。東北農政局は「部分的には大雨による冠水や浸水があったものの、全県の作柄に影響を与えるような被害にはならなかった」としています。