県内は１９日朝にかけて冬型の気圧配置や寒気の影響で雪が降り、山沿いを中心に積雪が増えました。最も雪が積もったのは北秋田市阿仁合で２７センチ、湯沢市で５センチでした。

北秋田市阿仁合では久しぶりの除雪に追われる人たちの姿がありました。大変なのは雪の量だけではありません。水分の多い重たい雪に除雪する人たちは疲労感をにじませていました。道行く人が恐る恐る雪の中を歩く鹿角市花輪。急に雪が積もって困ったという人も。県内ではスリップ事故が相次ぎ、県警によりますと午前８時半時点で県北部や内陸を中心に、１２件のスリップ事故が報告されています。最低気温は鹿角でマイナス４．６度など半数以上の地点で今シーズン最も寒くなりました。日中も気温は上がらず最高気温はほとんどの地点で１２月並みでした。