2025年11月17日 19時54分
優れた作家を多く輩出してきたさきがけ文学賞の表彰式が行われました。最高賞には「生きづらさ」をテーマに独自の世界観と言葉選びで表現した作品が選ばれました。
第42回さきがけ文学賞の最高賞に入選したのは、岡山市在住の与理原奈那さんの作品「妄想大辞典」です。空想で浮かんだ言葉を集めた辞書作りに夢中な主人公がアルバイトを始めたことをきっかけに、社会の常識に直面しながら生きる意味について思いを馳せるストーリーです。さきがけ文学賞は、北秋田市出身の直木賞作家・渡辺喜恵子さんの文学の新人発掘に役立てたいという思いから設立された公益財団法人さきがけ文学賞渡辺喜恵子基金が運営していて、今年は国内外から287編の応募がありました。受賞した作品は10年前から書き始め、一度筆をおいたものの去年創作を再開して書き上げたといいます。受賞作品は秋田魁新報で24日まで20回に渡って連載されます。
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