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秋田県庁がある官庁街にクマ出没 目撃情報相次ぐ 紅葉シーズンの仙北市角館町でも 一時カキの木に居座り

2025年11月14日 18時40分

秋田市で14日朝、秋田県庁がある官庁街でクマの目撃が相次ぎました。仙北市角館町では武家屋敷通りにクマが現れました。

秋田市の官庁街エリアで14日午前6時半ごろ、クマが連続して目撃されました。秋田県のツキノワグマ等情報マップシステム・クマダスに寄せられた投稿によると、クマは体長1mほどと見られます。近くには小中学校があり、ショッピングセンターもあるなど人や車の往来が比較的多い場所です。
近くの八橋運動公園で犬の散歩をしていた人はクマが出たと聞き散歩を中断することにしました。八橋運動公園近くにある神社では、クマの目撃を受け定期的に爆竹を鳴らす対策をとりました。
警察によりますと、その後周辺から目撃情報は寄せられていませんが、引き続き警戒を呼びかけています。

クマは紅葉シーズンでにぎわう角館の武家屋敷付近にも出没しました。警察や仙北市によりますと、おととい12日からきのう13日午後にかけて仙北市角館町横町で体長およそ80cmのクマ1頭が目撃されました。クマは一時的にカキの木やクルミの木に居座っていましたが、その後姿が確認されていないということです。
仙北市は今後居座りが確認されれば緊急銃猟も検討するとしています。