ニュース

クマ捕獲・駆除の支援 自衛隊の活動本格化 /秋田・鹿角市

2025年11月06日 19時55分

クマの捕獲や駆除の支援を行う自衛隊が、鹿角市で本格的な活動を始めました。6日は駆除されたクマを運んだほか、箱わなを移動する作業などを行いました。

クマの捕獲や駆除作業の後方支援を行うために、5日から鹿角市に入った自衛隊。6日から活動が本格化しました。鹿角市によりますと、6日の作業で自衛隊は猟友会とともにドローンで現場を確認する隊員や箱わなをもつ隊員など、あわせて13人で作業にあたりました。午前の作業では鹿角市花輪で猟友会が箱わなに入ったクマを駆除した後、自衛隊が駆除されたクマを、事前に掘った穴に運ぶ作業も行ったということです。またクマの目撃が相次いでいる果樹園では、200キロの箱わなを自衛隊員が運び、猟友会がクマをおびき寄せるえさを置きました。鹿角市によりますと「クマ対応で初めての自衛隊の受け入れだがスムーズに作業が進んでいる」と話しています。自衛隊の活動は11月末まで続く見込みです。