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警察庁幹部が秋田に クマ被害相次ぐ県内の状況を聞き取り「非常事態だと認識」

2025年11月04日 20時09分

秋田県内でのクマ被害が相次ぐ中、警察官によるクマの駆除の協力に向け、警察庁の幹部が秋田県警本部を訪れ県内の状況を聞き取りました。

クマによる人身被害が相次ぐ中、警察庁は警察官によるライフル銃を使用したクマの駆除を検討しています。
警察庁の幹部が4日県警本部を訪れ、秋田県職員から自治体での駆除の実情やニーズなどを聞き取りました。県内での緊急銃猟の現状やクマ出没の実態・特性などについて説明を受けたほか実際に緊急銃猟を行った仙北市角館町も視察したということです。
警察庁の保坂保安課長は、「秋田県が置かれている状況は非常に深刻で例年にない非常事態だと認識した」とし、警察庁としてもできる限り早急な対応をしたいと話しました。