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クマ対応で5日以降秋田県内に自衛隊派遣 小泉防衛大臣が表明 箱わな輸送などクマ捕獲の後方支援

2025年11月04日 17時20分

クマ捕獲の後方支援として秋田県が要望していた自衛隊の派遣について、4日の閣議後の会見で小泉防衛大臣は5日以降順次活動を始めると話しました。

【小泉防衛大臣】
「防衛省・自衛隊として派遣の準備はおおむね整いました。これを受け(秋田)県との間で活動内容について合意するとともに、5日以降支援先の市町村の準備が整い次第秋田県から示された地域で順次活動を開始する予定です」

小泉防衛大臣は5日以降支援先の市町村で箱わなの輸送などの活動を順次始めるとしました。
10月30日、秋田市に駐屯する陸上自衛隊のおよそ130人が、猟友会の会員や秋田県の職員と、箱わなを運ぶ方法やクマに遭遇したときの対処方法などを訓練していました。
自衛隊員は箱わなの輸送や洗浄、わなにクマがかかっているかの見回りといったクマ捕獲の後方支援を担います。