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農業の祭典「県種苗交換会」湯沢市で開幕 /秋田

2025年10月31日 18時45分

農業の祭典・県種苗交換会が湯沢市で始まりました。今年は例年以上にある会場が活気にあふれています。

湯沢市での開催は9年ぶりとなる県種苗交換会は、湯沢市総合体育館と湯沢市文化会館を主会場に31日から始まりました。会場には県内の生産者が出品した水稲や花きなどの農産物が、去年と同じおよそ1300点展示されています。また、国内外14種類のトラクターやコンバインなどの農業機械をバーチャルで試乗体験できるコーナーも設けられ、人気を集めていました。中でもとりわけ生産者の熱気であふれているのは松ノ木河川公園で開かれている農業機械化ショーです。自動操縦などで従来よりも楽に農作業を進めることができる最新機械は高額ですが、米価の値上がりとともに生産者の購買意欲が高まっています。県種苗交換会は11月4日までの日程で開かれ、63万人の来場を目標にしています。11月1日は「秋田米の生産拡大に向けた取り組み」をテーマに談話会が開かれ、生産者などが持続可能な農業を議論する予定です。