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建築や土木を学ぶ高校生が4車線化進む秋田自動車道の工事現場見学 ICTの活用など学ぶ

2025年10月28日 19時21分

建築や土木を学ぶ秋田県横手市の高校生が28日、4車線化の工事が進む秋田自動車道の現場を見学しました。

見学会は、秋田県内の若い技術者を育成しようと県の平鹿地域振興局などが開き、横手清陵学院高校の建設コースで学ぶ2年生13人が参加しました。
生徒たちは事務所で工事の概要を聞いた後、4車線化の工事が進む秋田自動車道の山内トンネルに向かいました。トンネルは現在、延長およそ2.4kmの掘削工事などが行われています。
生徒たちは、掘削の状況をレーザースキャナーで確認しながら掘り進めることが出来るシステムなど、ICTを活用した工事の進め方などについて担当者から説明を受けました。
続いて見学した黒沢川橋脚の工事現場では、車線を増やすことで災害に強い交通網を維持できることなどを学んでいました。
秋田県は、地元で活躍する技術者の育成を今後も続ける考えです。