2025年10月23日 20時30分
合併に向けて協議を進めてきた湯沢・雄勝地区の2つのJAの合併契約調印式が23日行われました。合併により秋田県内4番目の規模となる新たなJAが誕生します。
合併契約を結んだのは、湯沢市と東成瀬村、羽後町の一部を管轄する「JAこまち」と「JAうご」です。湯沢市のホテルで23日、調印式が行われました。
「JAこまち」と「JAうご」は、秋田県内13のJAを1つにする「県1(いち)JA構想」の協議が休止となった去年=2024年1月以降、互いに経営基盤の強化などを目指し合併にむけた協議を続けてきました。
2つのJAは、来年=2026年4月1日に合併し名称は「JAこまち」、本所を現在の「こまち」に置きます。合併後の正組合員数は8千人余りで秋田県内4番目の規模となります。
JA秋田中央会の小松会長は「農業従事者の減少が深刻化し、近年の異常気象が農業経営にリスクをもたらす中、両JAの合併は強いJA作りに向けて意義深い」と祝辞を述べました。
「県1(いち)JA構想」については2018年からJAグループで検討されてきましたが組織再編に向けた協議が停滞し、離脱するJAが相次いだことから現在、協議は休止されています。
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