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毎日のようにクマ目撃情報が…秋田市上北手・南ヶ丘エリア 病院や学校も近くに クリ食べる子グマの姿も

2025年10月22日 19時59分

秋田県のツキノワグマ情報マップシステム・クマダスで、クマの出没を表す赤い印が重なるようにあるのが、秋田市上北手や南ヶ丘のエリアです。秋田赤十字病院や介護施設、特別支援学校などもあるこのエリアは、ほぼ毎日クマが目撃されていて、地図でみると緑に囲まれていることがわかります。周辺施設で対策を聞きました。

鼻をクンクンさせながら地面に顔を近づける1頭の子グマ。撮影者によると近くに親グマの姿はなく、子グマは落ちているクリを食べているとみられます。撮影された場所の周辺は歩道のすぐ脇に大きな木や藪があります。その中にはクマの好物であるクルミやクリの木が。歩道のあちこちには、中身をくり抜くように食べられたクリやクルミの殻が落ちていました。
住宅街が広がり学校などもあるため、車通りは決して少ない通りではありません。近くにある介護保健施設でも毎日のように届く目撃情報にさまざまな対策を講じています。
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