開設から５０年を迎えた秋田市の卸売市場で市場まつりが１９日に開かれ、朝から多くの人でにぎわいました。中でも盛り上がったのは市民参加のせりです。

日曜日の朝７時半すぎ、卸売市場には多くの人が訪れました。毎年恒例の市場まつりは今回で３３回目です。今年で開設５０周年を迎えた卸売市場は、施設の老朽化という問題を抱えながらもこれまで県民の食卓を支えてきました。訪れた人たちは新鮮な野菜や魚などを買い求め、中でも盛り上がったのが市民参加型のせりです。始めに競りの際に使われる指数字を教わりました。せりが始まると、参加者たちは手や札を高く掲げて自分の存在をアピールし、お目当ての品を落札していました。