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市街地でのクマ出没増加受け 登下校時間帯のパトロール強化 秋田・横手市と警察が協力

2025年10月16日 19時00分

市街地でクマの目撃が相次いでいる状況を受け、自治体も警戒を強化です。秋田県横手市は小中学校の秋休みが明けた16日から登下校中のパトロールを強化しています。

横手市では市街地でのクマの目撃が相次いでいるほか、秋田県内で人身被害が多く起きていることを受け、9日にツキノワグマ対策会議を設け、警察と協力して警戒態勢を強化をしています。
横手市内の小中学校が秋休み明けとなる16日からおよそ1週間、クマ対策強調週間として登下校の時間に合わせて横手市や警察が学校付近のパトロールを行います。通常より2台増やした4台の広報車が出動し、特にクマの目撃が多い横手地域を周り注意を呼びかけました。また保育園付近でのクマの出没があった山内地域での巡回も行っているということです。
横手地域の小学校では保護者の送迎による登下校を呼び掛けていて、16日は子どもたちが学校の玄関先で車を降りて登校していました。