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秋田市の猿田副市長が仕事始め 「県庁時代の縁を大事に市政の発展につなげたい」

2025年10月14日 19時19分

秋田市の副市長が3カ月半ぶりに2人体制に戻りました。元副知事の猿田和三さんが、14日から副市長としての業務をスタートさせました。

午前9時の初登庁から5時間後に会見を開いた猿田副市長。取材が許されたのは会見の15分間です。4月の知事選挑戦から一転、秋田市の副市長へ。中でも注力したいと意気込むのが。

【猿田副市長】
「県庁時代、特に産業労働部で頂いたさまざまな企業団体のみなさんとの縁を大事に、さらに強く太くして秋田市政の発展につなげていきたい。」

一方で、担当する観光文化スポーツ部最大の注目といってもいい新スタジアムやまちづくりに関しては、「まだ市長とゆっくり話していないが、市長の考え方を我々はサポートしていきたい」と述べました。副市長として沼谷市長を支えていく猿田氏。自身の立場を、長年続けた野球のポジションに例えると?という質問に対しては。

【猿田副市長】
「ベンチで監督をサポートする立場となるとヘッドコーチ。ピッチングコーチ、打撃コーチ、作戦コーチかな。」

猿田副市長の誕生で県との橋渡し役、さらに秋田市政の進展にスピード感をもたせる事が期待されています。