2025年10月14日 19時31分
10月に入り毎日のように起きているクマによる人身被害。県議会では「フェーズが変わった」として、どのような対策をとるべきか話し合われました。県議からは「危険性のフェーズが変わった」と県の危機感を問う声が相次ぎました。
県警によりますと、今年度10月13日までに県内では31件32人のクマによる人身被害があり、このうち13件が今月に入ってからの被害です。12日までの目撃件数を見ると10月に入って1400件を超えています。クマの出没が特に多かったとされるおととしの10月1カ月分の数と変わらない数字になっていて、今年が異常な状態であることがわかります。クマによる人身被害が相次いでいることを受けて、7月に市街地でも銃の使用が可能となる「緊急銃猟制度」が始まりました。山形では6日に米沢市の空き家の敷地内にクマ2頭が居座り、緊急銃猟の判断が下されました。しかし、その直後に親グマとみられるクマが罠にかかって捕獲されたため、発砲はしなかったということです。県内では9月、横手市で緊急銃猟に関する研修会が開催されましたが、県によりますと県内の市町村のうちマニュアルが策定されているのは5つの自治体のみで、そのほかは作業中または検討中となっています。
2025年10月16日 19時01分
2025年10月16日 19時01分
2025年10月16日 19時00分
2025年10月16日 18時58分
2025年10月16日 18時26分
2025年10月16日 17時20分