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秋田・鹿角市の八幡平で紅葉見頃「クマに警戒しながら無理をせず」

2025年10月13日 23時44分

標高の高い山では紅葉シーズンに突入しました。3連休最終日の13日は見頃の紅葉を見ようと多くの人が訪れました。
秋田と岩手にまたがる八幡平。八幡平ビジターセンターによりますと山頂付近は紅葉が終盤となっていますが、標高およそ1000メートル付近の鹿角市の大周辺が見頃となっています。
ブナやカエデ、うるしといった黄色や赤色の広葉樹と針葉樹の緑色のコントラストが楽しめます。今年は10月に入るまで気温が高く、朝晩の冷え込みが少なかったことから例年より葉の色づきが遅いということです。
13日は天候にも恵まれ、県内外から多くの人が訪れました。
ただ、周辺ではクマの目撃が相次いでいます。公衆トイレなどには、英語や中国語など多言語でクマに注意するよう促すポスターが貼られていて、訪れる人たちは鈴を身に着けるなどして対策していました。
大沼周辺では20日ごろまで紅葉を楽しめるということです。