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中学生が秋田の課題を考える 高齢者の交通事故を防げ 車の安全性能体験会を企画

2025年10月08日 19時07分

高齢者の交通事故防止を目指して自動車の最新の安全機能を知るイベントが、秋田市で開かれました。イベントは地域の課題を考える地元の中学生が企画しました。

自動車販売店の秋田スズキ秋田本店で開かれた催しは、秋田市の秋田大学附属中学校の3年生が企画しました。附属中学校では、総合学習の一環として地元企業と連携し生徒が秋田の課題解決や地域活性について考える活動に取り組んでいます。高齢者の交通事故防止をテーマにしたグループは、秋田スズキの協力を得て高齢者を対象にした車の試乗会を企画しました。生徒たちも実際に助手席に乗り、ブレーキを踏まなくても障害物を感知して自動で止まるシステムを体験しました。参加した人たちは、アクセルとブレーキの踏み間違いや、渋滞時のよそ見運転など事故につながる危険を減らすための最新の安全装置について説明をききながら、高齢化が進む中でも交通手段として欠かせない車とのつきあい方について学んでいました。