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潟上市が「空き家バンク」実施に関する協定締結 空き家紹介で移住促進もねらう /秋田

2025年09月30日 19時56分

先月、県内25市町村として最後に空き家バンク制度を始めた潟上市は、移住・定住促進を図るため不動産を扱う2つの団体と協定を結びました。

締結式には鈴木市長のほか、県宅地建物取引業協会の赤田会長と全日本不動産協会県本部の目黒本部長が出席し、協定書にサインしました。空き家の所有者からバンク登録の申し込みがあった際、不動産業や宅建業者と媒介契約を結ぶ必要がありますが、今回の協定で、登録された空き家をインターネットなどで広く周知し、積極的な空き家の媒介を進められるよう取り組みます。潟上市の空き家は昨年度942軒あり、2018年度より156軒増えています。空き家の所有者への働きかけなども必要ですが、鈴木市長は「来年度に向けて支援の拡充を含めて検討したい」と話しています。