横手市山内の山林で見回りをしていた７０代の猟友会の男性が、おりに入っているクマにひっかかれけがをしました。

警察や横手市などによりますと、男性は午前６時半ごろから猟友会のメンバー３人で農作物の被害を受け設置されたおりの見回りをしていました。その際、山の中でクマがおりに入っているのを見つけました。男性が近づいたところ、おりの隙間から手を出したクマに左手の甲を２センチほどひっかかれたということです。男性は自力で病院に行き、病院から警察に通報があり被害が発覚しました。現場は秋田自動車道山内パーキングエリアから北に林道を４００ｍほど進んだ山の中です。今年のクマによる県内の人身被害は今回で１７件１８人目です。