東京への一極集中を是正し地方の活性化を目指す「地方創生」。石破政権が掲げる肝いりの政策ですが、今後どのような取り組みが推し進められるのでしょうか。伊東良孝地方創生担当大臣が秋田を訪れ、地域の取り組みを視察しました。

伊東大臣は午前に五城目町の地域活性化支援センター（「ＢＡＢＡＭＥ　ＢＡＳＥ」）を訪れました。センターは町が廃校を利用したシェアオフィスとして２０１３年に開設し、現在は一般社団法人「ドチャベンジャーズ」が運営しています。県内外からユニークな人材が集まり、起業や移住のきっかけとなる交流の拠点となっていて、現在はドローンスクールやフォトスタジオ、イベント企画会社など１４社が入居しています。伊東大臣は、おととし五城目に移住し「ＢＡＢＡＭＥ　ＢＡＳＥ」を拠点にしている東京大学の特別研究員・高橋今日子さんから、ここでの活動について話を聞きました。高橋さんはサステナビリティ学が専門で都市の持続可能性について研究しています。

【東京大学特別研究員　高橋今日子さん】
「東京一極集中というが、全く違う暮らしが日本の中でパラレルにたくさんあるということを知ってもらえると、色んな働き方や生きやすさなど、今抱えている課題のヒントがもらえるのではないかと思う。」