県内のベテラン美容師がこれまで培った技術を披露するイベントが開かれ、羽後町の昔ながらの花嫁道中も再現されました。

２２日秋田市のミルハスで、県美容講師会６０周年記念ショーが開かれました。舞台に並んだのは美容講師と呼ばれる２２人のベテラン美容師たち。着付けやヘアメイクなどの技術を披露しました。ベテラン美容師たちは、これまで培った技術を最大限に発揮し秋田の持つ美を表現していきます。ショーの中では振袖や七五三の和装など、伝統的なものから未来の花嫁をイメージした近未来的なものまで、様々な衣装をまとったモデルが登場し会場を魅了しました。また後半では、羽後町で行われる「花嫁道中」が再現されました。この花嫁道中を担当したのは美容講師会の会長で、来年の３月で８０歳になる畠山好子さんです。畠山さんは中学を卒業してから美容師を続けていて、現在は北秋田市鷹巣で美容室のオーナーをしています。会場には美容業界に携わる美容師や美容を学ぶ学生なども訪れ、先輩たちの技を学びながら伝統に触れていました。