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大雨で道路が冠水したら…どう避難する?中学生や高校生が水に浸かった中を歩く難しさを体験 秋田・八郎町

2025年09月17日 19時51分

各地で大雨災害が多発する中、秋田・八郎潟町で17日、中学生や高校生が道路が冠水した時の避難を体験しました。

秋田県教育委員会がプールを浸水被害が起きた道路に見立てた避難訓練を行いました。五城目高校と八郎潟中学校の生徒48人が五城目警察署や県警機動隊に指導してもらいながら道路が冠水した時の避難方法を確認しました。
深さが60cmほどになると膝上くらいまで水に浸かり歩くのが難しくなります。さらに長靴を履いていると靴の中に水がたまりその重さで足が上がらなくなります。長靴を履かないことのほか、両手が空くように最低限のものをリュックに入れて避難すること、身近にある傘やバットといった棒状のものを使って足元を確認しながら進むことを確認しました。
生徒たちは水に浸かった状態で避難する大変さを体験し、無理に避難しないことや避難する際は早めに安全な方法で行うことを学びました。
五城目警察署は生徒たちに命を守る意識を持ち地域の防災を引っ張っていく人材になってもらいたい考えです。