2025年09月16日 19時31分
土地を取引きするときの指標となる土地の価格=地価が公表されました。秋田県の全用途の平均変動率は28年連続で下落しましたが、商業地は去年まで32年続いた下落を脱し「横ばい」となりました。
調査は県内324地点で行われ、7月1日時点の平均価格は全用途で1万6700円で、平均変動率はマイナス0.2%となりました。28年連続の下落です。住宅地の平均価格は1万3500円で、平均変動率はマイナス0.4%と27年連続の下落となりましたが、下落率は徐々に縮小しています。
市町村別でみると「秋田市」はプラス2%で6年連続の上昇。「秋田市以外」はマイナス1%ですが、県内経済の緩やかな回復や住宅ローンの低金利環境継続などを背景に上昇した場所もあります。
住宅地で最も高かったのは秋田市手形字西谷地で1平方メートルあたり8万8800円でした。ただ、市内でも空き家や空き地が目立つ状況で、住宅需要が低迷した状況に変化はなく、今後も全体としては地価の下落は続くとみられます。商業地は2万5500円で、去年まで32年続いていた下落を脱しました。最も高かったのは秋田市千秋久保田町のコンフォートホテルで13万1000円。地域別でみると秋田市の平均変動率がプラス3.5%に対し、秋田市以外はマイナス1.1%となっています。秋田市でプラスになった分が全体を大きく引き上げたことが明らかになった今回の調査ですが、平均価格は20年連続で全国最下位となっています。
2025年09月16日 19時33分
2025年09月16日 19時31分
2025年09月16日 19時26分
2025年09月16日 19時21分
2025年09月16日 19時16分
2025年09月16日 12時51分