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敬老の日 秋田県内で100歳以上は962人 由利本荘市の100歳女性「元気の秘訣は食べること」

2025年09月15日 18時51分

秋田県の調査によると9月1日時点で、県内には100歳以上の人が962人います。敬老の日に、今年100歳を迎えた由利本荘市の女性に元気の秘訣を聞きました。

今年100歳の誕生日を迎えた由利本荘市の工藤キヨシさん。工藤さんは1925年4月16日に旧矢島町川辺で7人兄妹の次女として生まれました。結婚を機に由利地域の黒沢に嫁ぎ、農業に励んでいたという工藤さん。畑仕事では季節ごとに異なる野菜を栽培し、漬物にするのが得意でした。その腕前は地域で何度も表彰されるほど。ひ孫からは漬物にちなんだあだ名で呼ばれているといいます。

【キヨシさん】
「家族が漬物をカリカリと食べるのを見て、ひ孫が私も食べたいなと言う。食べさせるとカリカリと音がして、それから私のことをカリカリおばあさんと呼ぶようになった。」

今は特別養護老人ホームに入居し、ほかの利用者と一緒に会話を楽しんだり行事に参加したりしながら生活しています。100歳とは思えないはきはきとした話し方や姿勢の良さが印象的な工藤さん。元気の秘訣は食べること。ご飯の時間を楽しみにしていて、野菜をたくさん食べるようにしています。
今年の誕生日に決めた目標は「最高年齢日本一」だということです。