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300年の歴史 湯沢の「大名行列」本番に向け準備着々 子どもたちが所作や着付け学ぶ /秋田

2025年09月15日 18時50分

江戸末期に湯沢一帯を治めた佐竹南家の格式を伝える大名行列。その歴史と伝統を受け継ぐ準備が着々と進められています。

2週間後に本番を迎える湯沢市の大名行列に向け、歩く時の所作や着付けを学ぶ練習会が開かれました。衣装に袖を通すのは初めてという子どもも多く、着付けに手間取る場面もありました。大人たちは道具の確認に余念がありません。愛宕神社の祭典に奉納する大名行列とあって、使われる道具の中には芸術的価値の高い貴重な品々も含まれます。本番当日は、馬に乗った殿様を中心に護衛となる槍・鉄砲・弓持ち、神輿や旗など行列はおよそ2キロに渡って続きます。大名行列は9月28日の午前と午後の2回行われます。