１１日、焼け跡から１人の遺体が見つかった羽後町の住宅火災について、亡くなったのは女性で、死因は一酸化炭素中毒だったことがわかりました。また周辺への取材で、火災現場の近くでは、倉庫に貼られていたポスターが焼けていたことがわかりました。

１１日未明、羽後町中仙道の菅野ひとみさん（６６）の家から火が出ているのを近所の人が見つけ、消防に通報しました。この火事で住宅１軒が全焼し、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。火事の後、この家に１人で暮らす菅野さんと連絡が取れていません。警察によりますと、司法解剖の結果、死亡したのは女性で死因は一酸化炭素中毒とわかりました。警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、不審火の可能性も視野に捜査をすすめています。また、火元からおよそ５０ｍ、数軒離れた場所ではある異変が起きていました。近所の住民が１１日午後に自宅横の倉庫の壁に貼られていた選挙ポスターが焼けていたのに気付いたということです。警察はポスターが焼けたことについても捜査を進めています。