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「突然の辞任表明でびっくりした」自民党秋田県連からも驚きの声 秋田県・鈴木知事は政治空白への懸念示す

2025年09月08日 19時52分

石破総理の退陣表明から一夜明けた8日、自民党秋田県連からも驚きの声が上がりました。

【自民党秋田県連・加藤鉱一副会長】
「突然の辞任表明でびっくりしている。本来はきょう8日、県連として意思表示する予定でいたが、その必要がなくなったということで」

自民党秋田県連は総務会などで総裁選前倒しの是非を話し合っていましたが、県連としての判断がまとまらず結論を先送りしていました。

【自民党秋田県連・加藤鉱一副会長】
「関係する諸団体、支部に集まっていただいて意見を伺ってきた。両方の意見が出てその時に結論を出すわけにいかないから執行部一任をとりつけていたが、最終的には総裁選を前倒しするという意思は固めていたところ」

加藤副会長は「党に対する厳しい世論がある中で多くの意見を反映することが大切だ」として総裁選は国会議員による投票と党員などによる投票の合計で争うフルスペック型で行うべきと話しました。

一方、秋田県の鈴木知事は政治空白への懸念を口にしました。

【秋田県・鈴木健太知事】
「県からしても経済対策、コメ政策、洋上風力事業のこと、素早く進めていただきたいことが多数ある。その政策推進に支障がないように祈っているところ。党利党略を越えて国民の生活や国益を優先した政治を進めていただきたい。そういうことができる人が(次の自民党総裁に)なっていただきたい」