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東京の学生が湯沢市の観光資源の生かし方を考える  /秋田

2025年09月04日 20時20分

観光について学ぶ東京の大学生が湯沢市を訪れ、地域の観光資源の魅力やまちづくりの課題について学んでいます。

湯沢市を訪れているのは東洋大学の学生16人です。2日から3泊4日の日程で滞在していて、酒蔵を見学したり小安峡大噴湯や地熱発電所などジオパークを巡ったりして、地域の観光資源やまちづくりについて学んでいます。4日は午前に小安峡温泉で職場体験をし、午後に川連漆器伝統工芸館を訪れました。川連漆器の歴史や作業工程を学んだあと、学生たちは蒔絵を体験し伝統の技に触れていました。湯沢市は2013年度からジオパークをフィールドにした教育旅行の誘致に力を入れています。若者の視点で地域の魅力を再発見し、新たな観光コンテンツ作りにつなげようという狙いです。最終日はジオパークのガイドと意見交換を行います。湯沢市では首都圏の若者との交流の機会を生かして観光振興を図りたいということです。