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男鹿市加茂青砂の“和平の碑”除幕 B29墜落の戦争の歴史忘れず平和を祈る

2025年08月28日 21時14分

80年前の8月28日、男鹿の本山にB29が墜落する事故がありました。この事故の後に平和への願いを込めて建てられた石碑が移され、除幕式が開かれました。

県北部の捕虜収容所に物資を投下するため飛行中だったアメリカのB29は、男鹿の本山の中腹に墜落し、搭乗員12人のうち11人が亡くなりました。式では初めに亡くなった11人に黙とうを捧げ冥福を祈りました。墜落を目撃していた加茂青砂地区の住民は事故現場へ捜索と救助に向かい、若い兵士1人を助け出しました。この事故の後、平和の思いを込めて「和平」と刻んだ石碑を加茂青砂小学校の敷地に建てました。その石碑は風化し、何を意味する碑なのかわからない人も多くなっていました。どう後世に伝えるかが課題となっていましたが、東京の会社が石碑の再整備に必要な費用を企業版ふるさと納税を使って寄付しました。石碑は人が利用する機会が多い緑地広場に移され、説明板を設けて多くの人に知ってもらえるようにしました。石碑が元々あった場所は、墜落した場所を見通して設けたと見られることから、市では跡地として保存しています。