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記録的大雨から1週間 秋田内陸線は区間運休続く「一日も早い復旧めざす」

2025年08月27日 19時25分

秋田県内を襲った記録的な大雨から1週間、秋田内陸線は一部で区間運休が続いています。現場では今も大きな被害の爪痕が残る中、一日も早い復旧をめざしています。

【秋田内陸縦貫鉄道・長峰英雄社長】
「現場で現実にみると本当に被害の大きさを実感しました。実際のところ、いつ復旧できるんだろうというようなことも思いました」
6月に就任したばかりの秋田内陸縦貫鉄道の長峰社長は被害現場を視察した時の思いを振り返りました。

先週の大雨で秋田内陸線では11カ所に土砂流入などの被害が確認されました。橋の近くで構造物を安定させる翼壁が崩壊した影響で、北秋田市の比立内駅と角館駅の間で区間運休となっています。運転再開の時期は現時点で未定です。
週末には大曲の花火もあり臨時列車のイベントも企画していましたが中止になりました。長峰社長は「乗りたいお客さんが乗れないのが一番残念だ」と話しています。

【長峰社長】
「いつ再開するのかという問い合わせはありますが、残念ながら今のところまだ見通しが立っていないとしかお答えできない。いち早く復旧できるように全力を尽くしていきたいと思っています」