秋田県大仙市で９３歳の男性が自宅で血を流して死亡しているのが見つかった事件で警察は１９日同居する５１歳の長男を殺人の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、大仙市協和峰吉川の無職進藤藤行容疑者（５１）は自宅で同居する父の藤義さん（９３）を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いが持たれています。
藤義さんは１８日、自宅の寝室で血を流し倒れた状態で見つかり、妻から通報を受けた警察と消防が駆け付けましたがその場で死亡が確認されました。
司法解剖の結果藤義さんの死因は出血性ショックで遺体には刃物で切り付けられたような傷や刺し傷があったということです。

家には進藤容疑者と藤義さん、さらに８０歳の母の３人が暮らしていて、警察の事情聴取に進藤容疑者は事件当時家の中にいたと話していました。

警察が凶器とみられる刃物を数本押収していて事件のいきさつなどを調べています。