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秋田県の最低賃金 意見まとまらず 全会一致の結審目指し継続審議へ

2025年08月19日 19時09分

秋田県の最低賃金についての3回目の審議が19日行われ、経営者側と労働者側で合意には至りませんでした。

労働者や経営者の代表などが参加した専門部会ではこれまで最低賃金について審議を行ってきましたが、3回目となる今回も労使間で意見がまとまりませんでした。公益委員はできる限りの全会一致の結審を希望するとして、継続審議の結論になりました。

【秋田地方最低賃金審議会・臼木 智昭 会長】
「中央の審議会で示された目安額が今までにない高い金額で設定されていたので、出発点がかなり高いところからの議論になった。前回よりは多少歩み寄れた部分はあると思うがまだ溝があるので、足して2で割るようなことをロジックなしにやるのは今回に関しては乱暴かと思ったのでもう少し議論を尽くそうと」

次の専門部会は8月25日に開かれる予定で、引き続き最低賃金について議論されます。