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旬を迎えた秋田県産エダマメに水不足の影響 全国発送の出発式も 味は申し分ないものの出荷量減見込み

2025年08月05日 18時50分

旬を迎えた秋田県産のエダマメに水不足による被害が出ています。

秋田・大館市の農業法人アグリ川田は60haの畑で8品種のエダマメを生産しています。畑をみると、本来青々としているはずの葉が変色したり枯れたりしているものもあります。高温と水不足で、土が乾きすぎてしまい、水路から入れた水が畑全体に行き渡らず収穫前に枯れてしまう被害が出ています。

このような状況の中、5日は郵便局の宅配便サービスで全国各地に送られるエダマメの出発式が行われました。盆地特有の寒暖差の中で育ち甘みを蓄え、旬を迎えた「味風香(あじふうか)」およそ50kgが積まれ、第一便が出発しました。
味は申し分ありませんが、アグリ川田では水不足などの影響で去年より出荷量が2割ほど減る見込みだということです。出荷のピークは9月いっぱいまで続きます。
川田さんは6日以降雨が降る予報が続くことからエダマメの生育が持ち直すことに期待を寄せています。