７月２０日に投開票が行われる参院選について朝日新聞が終盤の情勢調査を行いました。秋田選挙区では現職の寺田静さんと元職の中泉松司さんが激戦を繰り広げています。

調査は１３日と１４日にインターネット調査会社４社に委託して行われ、秋田県内１２２１人から有効回答を得ました。
インターネットによる情勢調査と取材データを総合すると、無所属の現職・寺田静さんと自民党の元職・中泉松司さんの２人が激しい戦いを繰り広げています。
投票態度を明らかにした人でみると、無所属の寺田さんは無党派層の６割強の支持を得ていて、立憲民主支持層では８割強を固めています。年代別では比較的幅広い世代から支持を集めています。
自民党の中泉さんは自民支持層の７割強を固めていますが、無党派層の支持が１割強に留まっています。年代別では７０歳以上は４割以上が支持しています。
参政党の新人・佐藤美和子さんとＮＨＫ党の新人・本田幸久さんは支持の広がりが見られません。
今回の情勢調査では３割の人が投票態度を明らかにしておらず、２０日の投開票に向けて情勢は変わる可能性があります。