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秋田県警の白バイ隊員が運転技術を競う大会 重さ300kgの白バイ操り訓練の成果を披露

2025年07月10日 19時46分

秋田県警の白バイ隊員が運転技術を競う大会が10日開かれ、重さ300kgの白バイを巧みに操りながら日頃の訓練の成果を披露しました。

参加したのは秋田県警交通機動隊に所属する白バイ隊員14人です。白バイ隊員は交通のプロとして出動から取り締まりまですべて1人で行うため的確な運転技術と冷静な判断力が求められます。この競技大会は今年で55回を数えます。
隊員たちは日頃の訓練の成果を発揮しようと、様々なコースを正確に走りながらタイムを競いました。重さ300kgの白バイで8の字型に曲がったコースや細い木の板の上を通過するのは至難の技です。バランスを取りながら細かいハンドルさばきで的確に渡っていくと、会場を訪れた警察学校の学生から声援が送られていました。

【参加した交通機動隊・金谷泉紀巡査長(27)】
「私たち白バイ隊員は常に危険と隣り合わせの業務になります。大会という形でやっていますが、これが取り締まりの基本の動きになるので取り締まりをする私たちが事故を起こさないように今後も訓練を続けていきたい」

隊員たちは日々の運転技術向上や10月に茨城県で開かれる全国大会を目指し訓練を続けます。