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公共工事巡り収賄の罪で起訴の職員を懲戒免職 秋田県 飲酒運転で事故起こした職員は停職

2025年07月02日 19時45分

秋田県発注の公共工事をめぐる贈収賄事件で、収賄の罪で起訴された県職員が2日付けで懲戒免職処分を受けました。

齊藤一人被告は県秋田地域振興局建設部に勤務していた2022年、公共工事の下請け受注をできるようにするなどの便宜を図った見返りに、業者から現金200万円を受け取った収賄の罪に問われています。
秋田県は齊藤被告が初公判で起訴内容を認めたことから、2日懲戒免職処分とし当時の上司にあたる3人を戒告や厳重注意としました。

一方、秋田県は秋田市内の地方機関に勤務している会計年度任用職員の男性(34)を停職272日の懲戒処分としました。この男性は、4月に秋田市内の飲食店で飲酒を伴う会食をしたあと車を運転して単独事故を起こし警察に検挙されていました。