2025年07月01日 19時21分
潟上市で国内産のイチゴの端境期に出荷する「夏イチゴ」の収穫が始まっています。収量と販路拡大、ブランド化を目指して奮闘中です。
NTT東日本の子会社「NTTアグリテクノロジー」が手掛ける潟上市の農場です。「秋田夏響」というブランド名の「夏のしずく」など2つの品種のイチゴが栽培されています。国産のイチゴは夏場は病気や虫が発生しやすく栽培が難しいことなどから、多くが冬から春にかけて収穫されます。この農場では国産イチゴが少ない夏から秋にかけての端境期に出荷することで、県産イチゴのブランド化を目指そうと去年から栽培をスタートし今シーズンは6月23日から収穫が行われています。通信大手の子会社が運営する農場では、ロボットを使って収穫や運搬作業の省力化をしたり、NTTが開発中のアプリを使ってシステム上で気温や土壌の水分量などのデータの管理をしたりと将来に向けた研究も盛んに行われています。県内では夏イチゴの生産がまだ少なく、ブランドとして販路を拡大するには生産農家や収量を増やすことが欠かせません。今後県とともに栽培方法を紹介するマニュアル動画を作り公開する予定で、誰でも栽培できる環境を目指していくということです。収穫されたイチゴはジャムやスイーツとして潟上市の道の駅で販売されているほか、7月末からは秋田市内で生のイチゴが販売される予定です。
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