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秋田県内の田んぼ 田植え後の気温低下などでイネの生育に遅れ 県は水の管理の徹底を呼びかけ

2025年06月29日 13時34分

秋田県は今シーズン田植え後に気温が低下したことなどからイネの生育が遅れているとして水の管理を徹底するよう呼びかけています。

県がまとめた10日時点のイネの生育状況によりますと、苗の丈の平均は「あきたこまち」が平年の90%にあたる22.8cm、「ひとめぼれ」は平年の91%にあたる25.3cmで全体的に苗の生育が遅れているということです。

県は田植え後に気温が低くい日が多く日照時間が少なかったことが原因とみていて「初期生育が遅れているほ場が多く茎の数も少ない」としています。

農家には水の管理や雑草を取り除くことや、今後も気温が高い予報になっていることから、病害虫防除を適切に行うよう呼び掛けています。