県漁業協同組合の総代会が秋田市で開かれ、洋上風力発電事業を巡る協力金について税務署から求められている修正申告についての方針などが組合員に説明されました。

総代会は６７人が出席し非公開で行われました。県漁協は洋上風力発電の事業者から支払われた協力金について、仙台国税局などからおよそ７億円の申告漏れを指摘されました。追徴課税額はおよそ２億５千万円とみられています。終了後、取材に応じた県漁協の杉本貢組合長は、修正申告については「税務署からの更正処分を待つ段階だ」と述べるにとどまりました。また、厳しい経営状況などを鑑み理事の役員報酬を２割カットすることなどが決まりました。