財務省秋田財務事務所が発表した４月から６月期の法人企業景気予測調査で秋田県内企業の景況感を示す景況判断指数は全産業で２期ぶりの「改善」となりました。

景況感が「上昇した」と答えた企業の割合から「下降した」と答えた企業の割合を引いた秋田県内企業の業況判断指数は全産業でマイナス６．５で、前期を１．４ポイント上回りました。
非製造業の業況判断指数は１．８で前期から１５．５ポイント改善し、「米価上昇で農家の設備投資意欲が増し農業用機械の注文が増えている」などの声が聞かれました。
一方、「原材料高騰や人件費などの経費上昇が利益を圧迫している」という声などを背景に、製造業の業況判断指数はマイナス１８．９となりました。