「秋田のあじさい寺」として知られる男鹿市の雲昌寺のアジサイの観覧が１４日から行われています。２０２３年に猛暑や雨が少なかった影響で多くの葉が焼けてしまってから２年、境内が青く染まる絶景が戻ってきました。

男鹿市の雲昌寺にはおよそ２千株のアジサイが植えられています。今年は春先に晴れる日が少なく、生育が例年より遅かったと言いますが、１４日ごろから咲き始めここ２、３日でぐっと色づきが進みました。
雲昌寺では、２０２３年に猛暑や雨が少なかった影響で葉が焼け、２０２４年は例年に比べて花芽が少なくなりました。そこで２０２５年は境内のおよそ４００ｍにわたって水が出るチューブを設置し、雨が降らない時にも広く水が渡るようにしました。
復活した「希望のあじさい」を長く楽しんでもらうことを目指してひとつひとつ考えながら丁寧に育ててきました。アジサイはこれから色鮮やかさを増していき、７月中旬までは見頃が続くということです。
７月２１日までは夜間のライトアップが行われます。６月２８日・２９日と７月５日・６日の土曜・日曜は、なまはげ館駐車場からシャトルバスを運行します。