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秋田内陸縦貫鉄道・長峰新社長が就任 「沿線の観光資源を活用し持続可能な鉄道運営目指す」

2025年06月24日 15時27分

秋田内陸縦貫鉄道の株主総会が23日開かれ新しい社長が就任しました。2024年度の赤字額が2億円を超える中での厳しい船出となります。

秋田内陸縦貫鉄道の2024年度の赤字額は2億1800万円余りで前年度よりおよそ1900万円増え、赤字を2億円以内に抑えるという目標は達成できませんでした。
こうした厳しい経営状況のなか、吉田裕幸社長(62)が任期満了で退任し、新しい社長には東京都出身で大手旅行会社JTBから出向した長峰英雄さん(58)が就任しました。
長峰新社長は「これまで東北の宿泊業のプロモーションなどに携わってきた経験を生かして、沿線の観光資源を活用し持続可能な鉄道運営のために収益の向上を目指す」と話しました。