秋田県の自殺予防対策を話し合う会議が２３日秋田県庁で開かれ、２０２５年に入り５月までの秋田県内の自殺者が７６人にのぼっていることなどを共有しました。

秋田県警によりますと、５月までの自殺者の数は７６人で前年同月を１５人下回っています。しかし、厚生労働省が発表した２０２４年の秋田県内の自殺者は１７８人で前の年より２人多くなり、人口１０万人あたりの自殺率は前年比０．６ポイント増の２０．０で全国では３番目に高くなりました。近年、子どもや若者の自殺者数が増える傾向にあり、秋田県内でも２０２４年は４人の小・中・高校生の自殺者が出ています。このため秋田県は２０２５年度、子どもや若者向けの相談窓口のほか居場所づくりに関する情報発信などに取り組みます。