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バスの運転体験会 バス運転手の高齢化と減少進むなか担い手確保へ 秋田・大館市 秋田県バス協会が開催

2025年06月23日 12時30分

バス業界で運転手の高齢化が進むなか、秋田・大館市で新たな担い手の確保につなげようと運転体験会が行われました。

秋田県バス協会では、運転手の確保のため2020年から体験会を開いています。今年は18日に開催され、およそ30人が参加しました。秋田県内で路線バスを運行する3つの会社では、2013年の12月末には640人いた運転手が、2024年12月末時点では426人まで減りました。また、平均年齢は2024年12月の時点で57歳となっていて年々、高齢化が進んでいます。

【トラック運転経験のある男性参加者】
「きょう(体験会)はきょうなりの楽しさで運転したが、これが業務になったらかなり緊張して運転するんじゃないかと思う」
【秋田県バス協会・荻原勲専務理事】
「地域の足として、みなさんの重要なものであり、なんとか運転手不足を解消していきたい」