男鹿市内全ての小中学校で２０日、地元で水揚げされた“天然マダイ”が給食として振舞われました。献立は子どもたちに人気のメニューをアレンジしました。

船越小学校の学校給食で提供されたのは、男鹿市の台島沖で水揚げされた“天然マダイ”を使ったガパオライスです。男鹿海洋高校の食品科学科の生徒が加工し、しょっつるで味付けしました。
男鹿市では、食育のひとつとして月に一度、地元の食材を使った統一の献立を提供しています。これまで名物の「とろとろわかめ」や「わかみメロン」などが振舞われています。
普段給食で提供されるガパオライスは子どもたちに人気のメニューの一つ。今回のメニューも好評でした。取材に訪れた３年生のクラスでは、おかわりする児童が後を立たず、きれいに完食しました。

【児童は】
「お肉のガパオよりも魚の方がおいしいです」「家でよく魚を食べるんですけど、こういう柔らかいのは食べたことがありません」「男鹿でとれたマダイおいしいです」

子どもたちは地元の漁師や給食を作ってくれた人に感謝をして、食を通じて地域を学ぶひとこまになりました。